てぬぐいあれこれ
てぬぐいの歴史
平安時代には神事の際の装身具として使われていました。布が貴重品だったため奈良時代にも庶民には浸透せず鎌倉時代から少しずつ普及し始めました。江戸時代には綿の栽培が各地で行われるようになり、手拭いは生活必需品として定着していきました。
機能性だけではなく、芸術性を重視されるようになるのはこの頃で「手拭い合わせ」という催しが粋な人々の間で広がり、それぞれの考案したデザインを手拭いに染めて競い合いました。それにより染めの技術も発達していきました。
明治時代に入って「注染」という染めの技法が考案され、染め業界に大変革が起こりました。
昭和のころには、手拭いを趣味とした会が出来るなど日常品の枠を超えて全国に拡がっていきました。今ではさまざまな色柄のてぬぐいが生まれ、自由な発想で使われています。
てぬぐいをながくお使い頂くために

- 洗剤を使うとどうなる?
- 洗剤の漂白効果で急激に色落ちすることがあります。
塩素系漂白剤入洗剤、アルカリ性の強い洗剤を使用すると、生地が痛み破れることがあります。 - お湯を使うとどうなる?
- お湯で手拭いが温まると、染料によっては、にじみ出てくることがあります。それが急激な色落ちに繋がります。
- 色落ちは防げない?
- 染め物のため色落ちは防げません。色にもよりますが、何度か洗ううちに少し落ち着いていきます。その後も徐々に色落ちして風合いが出てきます。
- 両端のほつれは続く?
- 始めはほつれていくので、糸をハサミなどで切って下さい。端から約3〜5ミリのところで自然にほつれなくなります。
- 未使用のまましまっておくと?
- 染料が生地に残ったまま長期放置すると、生地に染料が染み込みすぎて痛み、破れることがあります。一度洗ってからしまって下さい。