注染てぬぐいの特徴

注染てぬぐいの特徴とは?

液体の染料を用いるため、染めた部分の生地が硬くならず吸水性に優れています。また、染料を上から注ぎ生地に通すため裏表がありません。染色の特性上、若干のにじみやムラが出ることもありますが、独特の柔らかな風合いに染め上がります。
注染のてぬぐいは、使えば使うほどふわふわの触りごこちになって、色もなじんでいい具合になっていきます。自分だけの「てぬぐい」を育ててみませんか?

⇒詳しい染め方は【てぬぐいのできるまで】にて紹介してます。

なぜ切りっぱなしなのか?

日本てぬぐいは両端が切りっぱなしになっています。端を縫っていないので乾きが早く、汚れやホコリがたまらず衛生的で、高温多湿の日本の気候に合っています。また縫い目がないため、結んだり切って使う時などにも扱いやすく便利です。
新品のてぬぐいは最初のうち両端からほつれますが、何度か洗ううちに落ち着き、端から1cm程度で自然に止まります。洗ってほつれたら長く出た糸だけをはさみで切ってお使いください。

色落ち/色あせについて

染め物のため色落ちは避けられません。ご使用の前に水洗いをおすすめしています。
てぬぐいは鮮明に柄を染めるために、沢山の染料を使用しています。使い始めは繊維に結合しきれない余分な染料が洗うたびに落ちますが、2 ~ 3度洗ううちに落ち着いてきます。また、この後も徐々に色が落ちますが、使い込んだ良い風合いが生まれます。
写真は 4 ~ 5 年使ったもの。味わいのあるてぬぐいが出来上がりました。(各写真の右側が新品、左側が使ったてぬぐいです)

ながくご愛用いただくために、洗い方など詳しい取扱い方法については【てぬぐいをながくお使い頂くために】をご覧ください。

注染で起こること

てぬぐいの切ってある端の部分を「折り口」といいます。ここはてぬぐいを染める際に折り返しをしている部分で、わずかにその折り返しの部分が濃く染まったり、かすれたり、にじんだりすることがあります。また布の端の「みみ」の部分の染めが薄くなったりするのは、「みみ」が他の部分よりも厚地のために起こります。
また、気温や湿度・染料の温度などにより発色の違いが起こる場合がありますが、それもまたその時にしか出会えない色になります。
微妙な違いを楽しんで頂けましたら幸いです。